声オタBBAのブログ

好きな時に、好きなように。 面倒くささに定評のある(※当社比)声オタBBAが思ったことを自由に綴ります

推しに背後から刺された話 ~岡本信彦さんの既婚密会バレを受けた8年来のオタクのはなし~

令和になって初めてブログ書きたくなるのがこんな話題だとは思いもしなかったよ。
皆様こんにちは!お久しぶりです声オタBBAです!
タイトルから察していただけていると思いますがついにBBAにも来てしまいました推しの既婚バレ(+α)!!!!!しかも既婚バレ+αのαの部分がクソ案件でまじでつらすぎる。意味分かんない。どうしてこうなった。
正直気持ちの整理とか付いてないし支離滅裂だけど今の率直な気持ちを書き残したくて書きました。一応自分の中で気持ちは整理している途中です・・・・・・。見たい人は見てってくれなそして笑いたいやつは笑ってってな・・・(テンションが迷子)

 
そもそも私、このクソみたいな文句や批判しか書かないようなブログで推しが誰か明かすつもりなかったんですよね。「あいつのファンにやべえやついるじゃん」って迷惑がかかったら嫌だったから。
でもなんか今回の件でもういいやって思えてしまって開き直って書いてます。これくらいの仕返しはさせてもらっても許されると思う。
何があったか知らない人は、どうぞ検索して文春さんの記事とご本人のブログとか日曜日のハレスタのタイムシフトとか見てきて下さいね。

 

はあ~~~。えぇ~~~?なにこれほんとに意味分かんないんだけど何してん。。。まじか~~~は~~~~???これ現実????って知った直後からしばらく思っていました。
3/21、ワニが死んだ翌日続いて岡本オタクも死んだのいっそおもしろすぎない????ワニ追悼しとる場合か。クソワロ。

私、この騒動をまず何で知ったかって、Googleのブラウザのおすすめ記事に出てきて知ったんですよね。記事公開されてすぐくらいに。Googleさん有能すぎて草。タイトルの【極秘婚&ホテル密会】ってところだけ見て、「ついに来たか・・・」って腹くくって見てみたら予想の斜め上の内容で本当に驚いたよね。TwitterのTLでもまだ気付いてる人全然いなくて、とりあえず一緒に推してる友達にLINE即送りました。そして一緒に死にました。

彼が30歳を過ぎたくらいの頃から、他の声優さんが結婚報告したり、既婚バレしたり、炎上したときに「もしこれが自分の推しだったらどうしよう。自分はどんな気持ちになるんだろう」って予行練習して、ずっとずっと考えてきました。受け止める覚悟を日々育てていました。(勝手に)
なんだろうね。こういうときの気持ちって一言で表せるような名前の付いた感情じゃないんだね。あと思ったよりガツン!って殴られるような衝撃は強くなかった。最大瞬間風速は弱いけど、じわじわ効いてく毒みたいな感じなんですね。知らなかった。知りたくもなかったけどね!!!!!まああえて一言でいうなら「虚無」です。
ねえでもこっちもさあ、既婚バレに+α付いてくると思ってないから!そんな予行練習してきてないから心の整理とかすぐ付くわけないじゃん!どう心の整理つけたらいいのかもよく分からんわ!!!正面から刺される覚悟できてたけど背後から刺してくるなよな!!!!!!

まぁただ、「裏切られた!」とか「時間と金返せ!」とかそういう怒りの気持ちは全く湧いてないです。私、発狂タイプじゃなかった。
衝撃と困惑と悲しみと疑問がぐっちゃぐちゃになった気持ち。
まあ私もここ2年くらいの間で、岡本さんだけに気持ちを向けすぎてたら、そこがパンクしたときに絶対精神的に死ぬ!と思って新しく推しも作り、好きなものもたくさん作って感情の依存先を少しずつ分散させていたのでこの程度だったのであって、もしかしたら3年前だったら普通に発狂タイプになっていたかもしれないです。まあ推し熱の経年劣化もあったっていうのもありますけどね。リスクヘッジ成功してて草生える。いや笑えないけど。

ここでも言っていたように、私は結婚したら結婚報告だけしてほしくて、そこから特に結婚生活とか配偶者とかについての言及はしなくて良いですってスタンスでファンやってたのでまず2年既婚なのを隠されてたのもまあまあショックでしたね。
でも事務所の方針とかいろいろこちら側からは分からない事情があるだろうから隠すという選択をする・しなければいけないのも理解できるよ。プラベと仕事分けたいって本人の希望だとしても、実際すごい上手に隠せてたしね。全く分からなかった。一生バレなければ隠されても私は構わない。

 

でもなんかもう今回に至ってはもう既婚隠してたことよりもそっちじゃない方のインパクトが強すぎて・・・。
密会の件が不倫だろうが繋がりだろうがデリだろうが、正直私はなんでもいいんですよね。
ただ、そういったことが世間的には軽率だったり不誠実に見られること。そしてなにより、それが明るみになったときに自分だけでなく、共演者やスタッフなど多くの人に迷惑をかけるということ。自分のする事が自分の仕事にどう影響を与えるのか、ということ。そういうことが分からない人だったの?え、そんな馬鹿だったの???っていう気持ちでいっぱいです。


私が今まで見ていた彼は、優しくて、誠実で、ファン思いで、自分をどう見せるかという点について頭が良くって・・・時々配慮に欠けた言動だったり、何考えてんの・・・?って行動とか取ることやいろんな意味で言葉足らずなところとかもあったけど、こんな風に声優史上稀に見るやらかし、しかも女性関係で炎上するなんて、夢にも思わなかったんです。こんな一生引きずる案件急にブチ込んで来るなよな・・・ギャップがありすぎるわそんなの求めてない。

今こうやって文章打ちながらほんと、嘘だろおまえ・・・みたいな気持ちになってきた。辛い。辛い現実を乗り越えるためにエンタメがあるのに、逃げ込んだ先も地獄とかもう本当に勘弁していただきたいんじゃ…どうして…私は楽しく推していたかっただけなんだよ…………。

 

ハレスタだって、ニコ生で見てたけどさ、めっちゃMCのお二人かわいそうだったじゃん。何目線だって感じだけど、MCのお二人にほんと申し訳ないなって思いながら見てました。
私としては冒頭に謝罪なりなんなりして、その後そのまま普通にやるのがプロなのでは?って思ってしまった。
まあこの騒動の手前いつものようなテンションで喋るのもどの面下げて感出てしまって難しいか・・・。
ハレスタどういう心持ちで見たらいいのか分からなかったし、実際に喋る顔と姿見たら私の気持ちは何か変わるのかなって思ったけど、いざ登場して喋る姿はあまりにも、私が好きだなあって思ったそれで、余計気持ち混乱したよ。でも嫌いとか気持ち悪いとかそういう気持ちはまったく浮かんでこなかった。
そして思いました。そんなに真摯に謝るくらいならなんでこんなことしたの・・・。私には分からないよ。。。。
でもやらかした直後にあんなオープンスタジオの衆人環視の中に出るのはとても勇気の必要だったことだったと思うし(完全に自業自得だから同情はしないけれど)実際人前に出たらテンパってしまったのかなって思った。
推し変した方いいとかの発言とか、わざとネガティブなコメント読んだりとか、ブログのタグとかもたぶん、たぶん言葉足らずの気遣いなんじゃないかなって思えてしまうんですよ。・・・・・・いやもうね。どうしても甘い目線で見てしまうんですよ。だって、ファンだから。

あと、あのテンパってる対応が、かつて見ていたあまり場慣れしていない頃の岡本さんを彷彿とさせて、なんだか少し涙が出た。昔はよく「言いたいことは分かるが言ってる意味が分からん」って思いながらトーク聞いてたなあって懐かしく感じてしまった。最近はまったくそんなことなかったから忘れてた。

たとえ完全なる自業自得だとしても、推しが憔悴してる姿や非難されてる姿って見てて心苦しいんだよ・・・。はぁ~~ねえ~~~おまえが君の笑顔僕の笑顔って言ったんやろ~~~こっちだってそう思ってるんだよ~~~~推しが笑顔で幸せでいてくれることがファンにとっての幸せなんだよ~~~~~~。。。。。

 


あとこれは完全に超個人的な都合なんですけど、この記事が出たタイミングが本当に最悪だった。
先月、同居の祖母に癌が見つかりまして。年齢が年齢なので、いつか来るお別れへの覚悟は常々していたつもりだったけど、いざこう、タイムリミット的なものを突きつけられるというのは精神的に本当につらいですね・・・・・・。大好きな祖母が、どんどん弱っていく姿を見ていく毎日。無力感が精神を蝕んでいました。
治療のために入院するのが23日からだったので、もしかしたら祖母が自宅で過ごす最後の土日になったかもしれないんですよねあのタイミング。私は本来ならこんなことに気持ちを割いている場合じゃないのに、気になって気になって気持ちぐっちゃぐちゃでもうほんと意味分からなかった。。。。
しかもいつもだったら、どれだけ辛くても推しなり現場なりに救いを見い出せるのに、新型コロナの影響で行くはずだったヒプマイもプリライもなくなり、現実の地獄感から逃げ出せる何かがほしかったのに。こういうときにいつも岡本さんという存在に助けてもらってたのに。ドラえもんが帰ったあとののび太くんみたいな気持ちになりました。(ドラえもんはもういないんだぁ!的なやつ)
だからこのタイミングでほんと、推しが炎上して背後から止め刺されるってもうほんと悲しみの受容器官麻痺するわ!って思った。。。


それはさておき、これまで私は8年間、岡本さんのことを推してきました。8年って体感あっという間だったけど、やっぱり冷静に考えると普通にすごい長い月日なんですよね。(オタクプラベの変化ないから月日の経過に関して鈍感になりがち)
その年月の中で、岡本さんが「声優」としてファンに見せてくれた優しくて真摯な姿やお仕事にかける思いであったり、演技そのものであったり、そういった物は嘘じゃなかったって私は思います。
あと。あと。本当に、本当にね、すごく、楽しかった。夢中になって推してた日々は輝いてて、人生の中でたぶん、いちばん楽しかった。そこに関しては、誰に何を言われようと馬鹿にされようと、私の中では宝物です。

そして、岡本さんのファンだったからこそ得られたものもたくさんありました。
岡本信彦のファンはやばいって思われたくなくてせめて表面上だけでも「良い人」になろうと努力したり、行動とかマナーに前より気をつけるようになったり、気遣いを覚えたり。素敵な作品に出会わせてもらったり。イベントで知り合った人とお友達になったり。だから今までかけた時間もお金も、何もかも後悔はありません。むしろ、今だって本当にすごく感謝している。

 

そして何より、岡本さんが演じるキャラにも、関わっているコンテンツにも、岡本さん自身にも、私は今まで本当にたくさん、何回も何回も気持ちを救われてきました。助けられてきました。
だからこそ、今まで助けられてきた分、もしこれから彼が苦しくなることがあれば、ファンとして微力ながらも支えになりたいなって思います。はあ無理だよ結局嫌いにはならなかった。
前と同じような熱量で応援する・・・というのは難しいかもしれないけれど、降りることも嫌いになることも今のところはたぶんありません。
背後から刺して来たのは一生忘れないし引きずる案件だけど、それはそれとしてこれからも応援させてください。

 

 

しがないオタクのまとまりのないお気持ち表明(クッソ長文)を読んでくれたあなた、どうもありがとうございました。
あなたの推し活に、どうか幸あらんことを。