男性声優の結婚報告は、やっぱりしんどい？

どうもこんにちは。寺島拓篤さんと佐藤聡美さんが結婚発表されましたね。

ファンに向けてきちんと結婚を発表してくれたこと。お二人のブログの文章がすべてに対してとても誠実だなと思ったこと。
8年という長い交際期間の中で、これまで目立った噂も立たなかったこと。
この結婚発表って総合するとオタク的に満点なんじゃない？って思ったけど例によってやっぱりBBAはしんどさを感じました。もちろん自分の推しが結婚したときのことを考えてです。

 　
そこで今回はなんで推しが結婚したらって考えるとつらいのかを前書いた記事

とは違った方面から真剣に考えてみました。

まず一つめは、とにかく急だからですよね。当たり前です。むしろ急じゃない方がおかしいし事前告知とかあるほうが嫌ですけど。
たぶん、歩いてて後ろから急に殴られた、くらいの衝撃だと思うんです。びっくりっていうか、混乱ですよね。は？は？え？！なにが起こったの？ていう。だからもし推しに結婚したって言われても申し訳ないけど私は事態を受け止めるのに一生懸命で、第一声から「おめでとう」は絶対言えない自信がある。

そして二つめ。これは、あくまで私は、という話なんですけど。
たぶん私は推しというか、趣味に安心と救いを求めているんです。
では具体的に安心と救いとは何かというとですね。もともと人付き合いが得意ではないBBAはクソ喪で彼氏もいないしリア友も少ない。少ない稼ぎを趣味に全力投入するクソオタクの鏡みたいな生活送ってるんですけど、冷静に考えたら尋常じゃないですよね。やばいですよね。

アラサーでクソ喪クソオタクとか救いようがない。って自分でも分かっています。分かっているんですけど、趣味に、推しに夢中になってる時はそんな自分でも許されるような気がするんです。そんな自分でも許される錯覚を趣味や推しはくれている気がする。

あと、単純に声オタ界隈ってそういう人少なからずいるじゃないですか。だから自分だけじゃないって安心できるんです。赤信号みんなで渡れば怖くない理論的な！（？）

同級生はちゃんと恋愛して結婚して子供産んでみたいな感じで、人間という生き物としてのプロセスを着実に歩んでいってるのに私には何もないですからね！やっべめっちゃ焦る～！！劣等感はんぱない～！
でも推し見てるとそんなことどうでもいいや今楽しいし！って思えるから･･･。

考えててほんと自分最低だなって思ったんですけど、私は「自分がだめなやつのままであり続けてもいい理由」として趣味や推しを使ってるんですね。やだなにそれ失礼じゃんへこむ～！

で、いざ推しに結婚されてしまったら、容赦なく現実を突きつけられると思うんです。
応援してても「推しは結婚したのに自分は何をやってるんだ？」ってなる気がして。

めちゃくちゃ自分勝手な理由なんですけど、私が推しが結婚したらしんどいって思うのってつまりそういうことなのかなって。

推しを推すことしかほぼしてこなかった月日が私に何を残すかというと、たぶん、ほとんど何も建設的なものは残してはくれないと思うんです。ただ楽しかった、幸せだった。思い出。それくらい。それらは確かに私にとっては尊いものなんだけど、たぶんこれから向き合う現実から助ける武器にはなってくれないだろうなって。
推しが結婚したら私が今まで目を背けていたいろんな現実から、逃げられなくなるんだろうなって。そう思うとしんどいっていうか気が重い。。。。どうしてこうなった。。。

まあしんどいけどBBAはクソオタクの鏡なので推しの幸せを願っています。どうか私の推しはかわいくて家庭的で料理が上手で笑顔の素敵な女性と結婚してしあわせになってくれ～～～！って思ってます。

いっそ早く結婚して自力では上がれない沼から私を引きずり出して現実を見ろ！！ってやってほしいわってちょっと思い始めています！BBAアラサーですし！

そしてもっと重い気持ちじゃなく軽い気持ちの深いファンになりたいなって思います。今は重い気持ちの重いファンって自覚あるからね。

しかしこうやっていろいろ考えて自分の気持ちと状況に向き合ってみると、いっそ早く推し結婚してくれ現実を見れないかわいそうなアラサーBBAに現実を突きつけてくれ･･･ただしできれば一般人とにしてくれ･･･でも同業者でも推しが幸せならいいか･･･ｳｯ･･･みたいな感じに思えてきてもはやしんどくないんじゃね？？？？？？ってよく分からなくなってきた！！

相手がアレな人だったらそらしんどいけど！そうじゃなくてもしんどい理由を考えてみたら意外とすっきりしました。これからもしばらくはクソオタクだろうけど覚悟と準備はしとかないとなって思いました。あと自分も人間らしくいる努力も必要だからなんかもうちょっと頑張ろうと思いました。変な表現ですけど、推しから自立しないとなって思いました。おわり。